Saturday, September 26, 2015

The bases of inferior weren't completely exploded.



私自身は 自分の事を良くわかっているつもりだし、人に何言われても、人の言う事をほとんど気にしない、基本的に楽観的だし、マイペースな性格だ。

なので、人とのコミュニケーションが原因でへこむ事も愚痴る事もほとんどない。

 

それが、この日はちょっと、ちょっと気分がすっきりしない、なんか落ち込んだ気分になってしまった出来事があった。

 

ひさしぶりにヘアサロンに行った。

 28年もマレーシアにいて日本人のスタイリストさんにやってもらおうとしたのは、今回でたったの2回目。

有名なサロンだった。

日本人の一応トップの次に当たる人を指名した。

そしてイメージチェンジをしたかった私はまず「こんな感じのイメージに」と写真を見せた。

 

すると、スタイリストさんは「これは絶対にできません」というのだった。


断っておくが、そんな難しい奇抜なスタイルをたのんだわけではない。

何故できないのか、一応理由は述べてくれた。

1、前髪が癖毛であること。仮にストレートで伸ばしても、1ヶ月で戻ってしまうし、逆に不自然にまっすぐすぎてぺたんとしてしまいます。

2、前の一部長さが足らないです。(セミロングからショートにしようとしたんだから、全体的には長さは充分にあった。でもほんの一部ここは昔から何故きれてしまうのか、伸びないんです)

3、顔が面長なので、このスタイルは似合いません。こういうヘアスタイルは、顔が丸くて小さくないとおかしいんです。

4、とにかく、こういう風には絶対にならないです。

 

「では、どうしたら良いと思いますか?」

 

アドバイスがない。。。

 

「それでは望んだ髪型ではなくてもいいので、とにかく格好よくしてください」

(スタイリストさんなのだから、その腕を信頼してお任せしたいと思った)

 

そうしたら、後ろのみまっすぐにちょっ、ちょっと切って、(日本人形のよう。。。)

「コレ以外に何も合うのはないと思います」

と言われた。

 

あと、今日はカラリングをしたかった。

 

(いつも家で自分で適当にしているものだから、まだらだし、後ろもキレイに染まっていない)

 

「黒以外にはキレイにそまりません」

 

明るいカラーで染めても、白い部分が明るく染まって、黒い部分はあまり変わらない。。。それはまあ、言われなくてもわかっているけど、、、

 

「では、どうしたら好きな色に染める事が出来るんですか?」

 

出来ないの一点ばりだけではなく、ここサロンという場所は女性をできるだけキレイにしてあげる場所なのでから、どうにか(もたなくてもしょうがない)やるのが仕事なのではないか?

「綺麗にできない」というべきではないのではないか?

 

例え技術的に未熟であっても、なにかスタイリストさんなりの他の勧め方、アドバイス、そして話し方があるのではないか?

 

「ハイライトを入れたかったんですが、、、」

 

「ここにハイライトを入れたらもっと老けると思います」

 

「私のような年代の女性は2−3週間で根元から白髪がでてきて、皆さん通常どのように手入れ(きれいにして)いますか?」

(もちろん、それが上部であろうとマメにきれいにしている高齢者だってたくさんいる)

 

 

「きれいには絶対できないのです。もうこうなったら(このように白髪がふえはじめてしまったら)、何もやりようがないのです」

 

「それでは、反対に染めないで、白くしてしまった方が良いのかな?」

 

「それはそれで、きちんと全体が白くならないんです。いわゆるごま塩になってしまって、もっとみにくくなってしまうんですね」

 

(うーーーん)

 

相手の立場を思いやりつつ、自分の考えを主張しようと思った。


(今日この人は、奥さんと(いればの話) けんかでもしたのかもしれない。それでちょっとやる気がないのかもしれない)

(根がまじめで、その場限りの(自分の意志にそぐわない、責任がもてない)調子良い答はできない性格の人なのかもしれない)

 (こういう商売は後からお客さんから下手だとか陰口言われて、いい加減な事は言えない、注文を完璧にできると言う事が出来ないのかもしれない)

 

相手がまた返答してくれれば、建設的な決断に発展させることができたのだが、無理だった。

 

珍しく私らしくなく、相手に対する敬意と感謝という気持ちも持つ事が出来なかった。

 

結局訳がわからないことをして帰ってきてしまったが、 かなりもやもやしてしまった日だった。

Thursday, September 17, 2015

Mouth brooder, mouth nursery



知らぬ間にタラピアの赤ちゃんが池の中でたくさん生まれていた。

小さくて白ごまみたいのがうようよいて、私はそれにずっと見入ってしまった。

動物赤ちゃんには、だれ引き付けられる。

前にも、稚魚が少なくなってるなあ、他の魚に食べられてしまったのだろうかと思っていると、ある日は大量に泳いでいたりする。

なんでたまに見つからない時があるのかなあと不思議に思っていたけど、その理由がやっと判明した。

タラピアの母親は,卵産むそれ入れ守る。ふ化すると,小さな稚魚自由泳ぎ回りまわるのだが、そば離れることはない。危険近づくと、口の中に入って身を守っているのだった。

魚とて、親子親密よっ子ども保護し、えさ与え,訓練し、世話しているなんて凄いじゃないか。


見ていると子供達が一箇所で泳いでいる間、母親は他の大きな魚を一切寄せつけない。

ちょっとでも他の魚が近づこうとすると、跳ね返すように威嚇している。必要察知たり,状況つか賢く反応たりする能力には心から驚いてしまった。

そしてそのうち親大きく開け、底の方を掃除機で吸い取るように、稚魚を口の中に入れていった。

私は、この稚魚を一匹残らず口の中に入れて隠せるのだろうか?と興味深く観察した。

所詮タラピアだもんな〜。赤ちゃんはチョコチョコと動いているしなあ。

何匹は漏れていても、それでもう気にしないんじゃないかな、とタカをくくっていたのだ。

そうしたら、母親が何百匹という赤ちゃんを少しずつ口の中に入れている。

そして威嚇と吸い取りを繰り返しながらも、完璧に一匹も残らず口の中に入れてしまった。

心底驚いてしまった。

本能にも子ども世話する驚くべき才能発揮するよなあ。

これじゃあ、とマレーシア人の「tidak apa-apa精神」よりよっぽど凄いじゃないか!

Tuesday, September 15, 2015

Moving your hand, Art-journal



日々の密かな自己アクティビティーに、アートジャーナルというものがある。

 

毎日毎日まだこの年でも忙しく、あっという間に1日が終わってしまう日でも、できるだけジャーナルを開く、そして手を動かす。

 

これなしではもう生きられないと思う程、便利なスマートフォンに頼ってしまっていて、スマートフォンはとっても好きなガジェット。でもそれだけでは満足にならない。

 

 

 

聞く」という行為は、他の言語活動と異なり、体の筋肉を「動かす」必要がない

「話す」となると、口の筋肉の運動が加わってくる

さらに「読む」となると、視覚や文字認識が必要となってくる

最後に「描く/書く」では、空間の構築性や、手の細かい運動も加わ。「描く/書く」という行為は、脳の様々な領域を同時に動かす必要があるのだそうだ

 

「描く/書く」ということは、記録をするという要素の外に、脳の広い範囲を賦活させて記銘するという役割もあ。便利な機械が身近に溢れる昨今だけに、手で「描く/書く意義について再認識をしなければならないのかも、と感じる。

 (最近ショッピングモールの駐車場の番号は写真をとってしまうので、番号を自分の頭で覚えられない!)

 

アートジャーナルは、と日が経つにつれページがだんだん埋まっていくのが楽しい

時間はあっという間に過ぎて、日々おきたことも、徐々に忘れてしまうものだけど、記録してきたページの厚みを見ると、これだけ日々を重ねてきたんだなと思うのも、また嬉しい

 

Sunday, September 13, 2015

I am in a good place now and, at peace with my inner self and move on to big picture.




マレーシアに移住して28年が過ぎ29年目に突入した。特に迷う事もなく居着いてしまったマレーシア。


 ここでの、この28年間、本当に怒濤のような経験をしたと思う。様々な場所へ行き、様々な人達と交流してきた。

これだけ色々な事が出来たのは、ただひとつ、主人の力強いサポートと信頼関係あっての事だと思う。

感謝しきれないかも。

 

誰の手も借りずに自分達夫婦できちんと子育ても完結した。

その傍ら執筆業が本業だったのにもかかわらず、ランゲージセンターや大学での日本語講師(10年)、リサーチ、翻訳や通訳同行、コーディネーター、ビジネスコンサルタント、薬品&医療品輸出、ゴム製品検品業、ハラル関連、グローバル・イスラム・巡礼ボード関連、中国&インドネシアとの繊維家具貿易、サウジ&チリとのバイオ燃料関連ビジネス、地金仲介有機製品輸入、etc。。。日系企業で2年半経験したサラリーマン時代を抜かして全て自業だ。

もう足を洗ったのもあるし、一部まだおなさけで続けているのもあるが、今の新たな焦点はKEPYOK。

 

もう50なので新しい事はそんなにやりたくはない気持ちがあるが、もし突拍子もなく何かはじめてしまったら、許してね。





Wednesday, September 09, 2015

Looking forward to harvest!


ゲストがいないこの数日、計画していたメンテナンスをしている。








ファーミングの方のバヤムは今回ほとんどいろいろな所に寄付をして、今日は小松菜の調理を。とれたてはとっても味が濃くて美味しい。







今随分大きくなってきたものは長豆、(半分でよかったのにいっぺんに大きな袋全部種まきしてしまうものだから。。。)そして進行中は、苦瓜、オクラ、にんじん、きゅうり、スイートコーン、チンゲン菜、サラダ。

収穫が楽しみ^ ^




Tuesday, September 08, 2015

OH! MALAYSIA...



まだまだ国内では続くであろう

1.リンギの暴落

2.経済の失速

3.汚職政府に対する国民の非支持増加

4.汚職にまみれた政府がさらに武装して強くなる

 

銀行CIMB3600人の首を切った。

RHB18000人から希望退職者を募っている。

 

 

先日は、「世界汚職撲滅大会」が偶然にもマレーシアで数日間開催され、マレーシアは袋だたきにあったそうだが、もちろんナジブは出席しなかった。

 

ジャカルタポストにも書かれた。

「ナジブはもう観念して首相の座を降りる時期。今回のKLで開催されたBersihデモは、インドネシアで1998年、スハルトの退陣を迫るデモによく似ている。ナジブとスハルトが違うところは、ナジブの場合は自分の党メンバーさえも、今、金でつなぎ止めるのに苦心しているところだ。そして、自らの汚職の尻拭いに追われている事。ロスマの言いなりになっている事。」

 

こんな事で毎日が精一杯のリーダーなしの国に何の進歩があり得よう?

 

1人、2人と、1MDBやナジブの銀行口座に関わっている銀行幹部の暗殺、嘘でせっせと塗固められて行く事実。

自分のことについて書かれるオンライン記事や新聞は停止。

真のデモクラシーはなくなった。

今のマレーシアは正直パプアニューギニアやジンバブエと変わらないレベルに来ている。



Tuesday, September 01, 2015

The most tainted gov in Malaysian history?






9月1日、今日から実質マレーシア航空(MAS)はなくなり、新しい会社が誕生した。

マレーシア・エアライン・システム(MAS:Malaysian Airline System Berhad)から新たにマレーシア・エアライン(MAB:Malaysia Airlines Berhad)となったのだ。

赤字続きのMASだったが、アブドラーボドウィーーーの身内ベンダー斡旋のはびこり、不運にも昨年の2回の大事故という大打撃で、再建を試みようとしても、実際には困難なものだった。

新たに主導するカザナ・ナショナルはMASから優良資産を継承し、負債を引き受け、従業員は6000人削減、2万人の3分の2程度となり、一部の機能は外部委託することになった。



5月末から6月にかけて全員に解雇通知を送付し、そこから本当に解雇になる人や、新会社でのポジションがオファーされる人と分かれた。
多くの知人も別の職場での転職を考えなければならず、また、オファーされたスタッフも、知人で一番給与を削減された人はRM2000。
これは痛い。それでも多くが他に何をしていいのかわからないと、新たな人生を歩みだすことができずに留まる。

私は28年前に運命のマレーシア航空に乗ってマレーシアに来ており、それ以来マレーシア航空のない事情はよく知っているつもりだが、当時はスタッフらがマレーシアという国の誇りを各自背負っていた雰囲気があった。
多くのスタッフが一丸となって、(今となっては珍しく)会社のために働き、自分たちも一緒に成長し、自分の会社はどんな事があっても、スタッフの首を切ることはないと信じていた。(実際そう言われていた)
成長したMASは、世界の指折りの安全とグッドサービスエアラインにまで上りつめた。

これらの時期を経験したスタッフたちはほとんどリタイアしているが、それでもMASがこんな形となってしまった事にみんな悲しんでいる。

ボドウィを始め続いてナジブと、今年ほどこんなに大きな汚職、腐敗が表立ったことはないだろう。
一昨日は2日間大きなデモがあったが、今後も国民は政府を揺さぶる事がで来るのだろうか?