Saturday, October 10, 2009

Mah MeriのTompoq Topoh

先週、PJの公園内で開催されたオーガニック展に行ったら、Mah Meriの工芸品が売っていた。

Mah Meriという部族のオランアスリ(現地部族)は、KLに近いこともあって、以前から興味があったんだけど、工芸品を見たのは初めて。

Mah Meriの伝統や文化を守るべく、結成されたTompoq Topohは、この部族の女性たちによるもので、パンダンの葉で作った工芸品はとってもやわらかくて、暖かみが感じられる。
もちろん村の女性たちはどういうふうにオンラインショッピングをはじめるかとか、販売方法などは知らないので、Elevynwww.elevyn.com)というプラットホームやCOAC(http://www.coac.org.my/)というグループのバックアップがある。

作品のひとつひとつには、小さなメモ札が付いていて、つくった人の名前や年とかの情報があって、売り上げは100%その人にいくのだそうだ。


このように彼らのクラフトを販売するという協力をすることによって、部族を助ける活動をしてるのだ。



私もこういうグループにボランティア協力をしたり、オランアスリのレポート本を書いたりするのが夢。






ベルトにも通せるようになっていてかわいい。細かな編み目がとてもいい。



昔はタバコやお金を入れるのに使用されたポーチ、今では携帯ケースにも。。。

こだわりの美しいVAIO



ソニー製品は、モノポリと嫌う人もいるけれど、私はソニーが好き。
それが強力なウイルスにかかってしまったんだ。
動画をみようとして、DirectXをインストールしていたときのこと。
あーあ、油断もスキもありゃしないって。
このPシリーズはとても美しいもので惚れている。
「設計者が想いを込めるときって“会ったことがないお客様が見たときにも、我々の想いが製品からにじみ出ることが絶対にあるはず”と信じるんです。デザイナーが作ったかっこいいモックに想いを込めていく。そこでは気合いが必要で、それがないとどこか間の抜けたものができてしまう。
僕も作った人の想いは必ず伝わると信じています。コンサバに作ればその程度しか伝わらないし、苦しいけど良いものを作りたいという気持ちを込めると、そこは伝わる気がしています。変な精神論かもしれないけれど、不可能を可能にしたり、理屈を超えて人の心が動くときって、そういう思いがあるような気がする。VAIOには、そういうスピリットが込められているんです。」
「個人的には、見せびらかせたくなるようなモノを作りたい、持っているだけで、カバンの中にあるだけでニヤッとしたくなるようなものを作りたかった。そうでないと、VAIOとして、このロゴをつけて、買ってもらって、喜んでもらう領域にはたどり着けないのではないかと思っていましたので。」と開発者は言っているように、プライベートの持ち物にとって、こうした気持ちは大切だと思う。


「type Pは、自分の持ち物はこれだけあれば十分ということがわかる大人が割り切って持って行くもの。でもガジェットでなく、しかもメカメカしていない雰囲気のあるもの」という話をしたのを記憶しています。上質なスーツを着ているビジネスパーソンが持っても違和感がないし、休日にジーンズを履いて革ジャケットを羽織るようなコーディネートでもしっくりくる。そういうイメージをクリエイティブセンターのカラー&マテリアルチームがまとめたのが“鉱物系”というテーマ。混じりけがなくてピュアな感じ、そのものに質感があり、本物の素材が積層されているイメージ。」

「type Pは、パーソナルに自分を表現していくものです。そういう意味でも宝石やアクセサリーといった装飾品に用いられる鉱物がモチーフになっています。ポップな感じでも癒し系でもなく、手帳や高級万年筆などの上質なステーショナリーなんだけれど、どちらかというと貴金属とかそういうものとして捉えられるものを意識しています。さらに付け加えるなら、PCに代表されるデジタル機器の場合、多面的な機能や性能、役割がありますよね。そうした中身を表現する際、単色でわかりやすい色ではなくいろいろな意味合いを持った感じを伝えたい、
そんな想いからいくつものニュアンスを持つカラーになっています。持つ人自身が自分のスタイルを見つけ、それぞれに感じて欲しい。そういうことを表現したくてニュアンスカラーを選んでいる。製品の生命感のようなものを感じてもらえたら良いなと思っています。その質感を実現するために、1台仕上げるのに何度も塗装を繰り返して、さらに仕上げ工程がある。VAIO史上で最も塗装回数が多いモデルになっています」

こう読んでいると、日本人の(日本人だけではないはないのだけれど)
マニアックなモノ作りへの情熱があらわれている。
たとえば、マレーシアの国産車、プロトンを例に出してしまうけど、開発にこれだけ情熱をかけているか?と言いたい。
だったら、あんなArenaなんてモデルは絶対生まれないと思う。