「Earth」「Prestige」「Illusionist」

息子がDVDを２枚買ってきた。

１枚は私が前から見たいといっていた「The Earth」でドキュメンタリー。

これから何十年後かには変わってしまうであろう自然や絶滅危機にさらされている動物たちを映し出していて、製作には５年かけたという。美しい地球を再発見させられる。


もう一枚は「Prestige」(2006)。「Prestige」は「Illusionist」（邦題：幻影師アイゼンハイム　２００６）と同じような奇術師のストーリーなのでつい比べてしまった。

奇術師対決サスペンスの「Prestige」に対し、「幻影師アイゼンハイム」は謎解きに恋愛が融合している。両方舞台は１９世紀だ。

「Prestige」はロンドンで「Illusionist」はウィーン。内容は結構複雑で何重にも折り重なるトリックが仕掛けられたストーリーは、それ自体がまるでイリュージョンのよう。

魅せられてしまうこと間違いなしだ。



「Prestige」あらすじ

若き奇術師アンジャーとボーデンは、中堅どころの奇術師ミルトンの元で修行をしていた。しかしある日、アンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し死亡。事故の原因はボーデンの結んだロープが外れなかったことだった。これを機にアンジャーは復讐鬼へと変貌し、2人は血を流す争いを繰り返すことになる。その後、結婚し幸せな日々を送るボーデンは、新しいマジック「瞬間移動」を披露するのだが…。一流のマジックはタネや仕掛けのないことを観客に確認させる「プレッジ」、パフォーマンスを展開する「ターン」、そして最後に予想を超えた驚きを提供する「プレステージ（偉業）」の3パートから成り立つという。そんな華やかな「プレステージ」の裏側にあるものを描いたのがこの作品。2人の奇術師による迫真の争いも、見ごたえ十分だ。

「Illusionist」あらすじ

物語は警察官僚ウールの目から見た話として語られる。
アイゼンハイムは舞台上でかつての恋人ソフィーと再会し、二人の間に愛情を再燃させるのだが、嫉妬深い皇太子の執拗な妨害により、ついにソフィーは命を失ってしまう。
愛する者を失って絶望したアイゼンハイムは、持てる力を最大限に発揮して、死せる者の魂をこの世に呼び戻すという出し物を舞台にかける。
しかし彼の舞台は本当に死者の霊を呼び戻しているのか、それともやはりトリックか、アイゼンハイムの本当の意図はどこにあるのか、死んだソフィーの霊に殺人者を弾劾させることにあるのか。
人々はそこに超自然の不思議を見、アイゼンハイムは彼を崇める者たちによってもはや教祖のように崇拝され始める。
人心は乱れ、情勢は不穏になり、ウールは社会の秩序を乱したかどでアイゼンハイムを逮捕せざるを得なくなる‥‥
この後半の、ソフィーを失ったアイゼンハイムが、どんどん内にこもり、死者を甦らせ対話しようと試みるという鬼気迫る暗い情熱を怪演していて、ぞくぞくさせられる。
一方、作品は果たして彼の本当の目的はどこにあるのかという謎解きものとしての面白さも含有している。全体的には重い展開だが、ひねりあるオチがすべてを帳消しにしてくれる。
観客は物語にしかけられた伏線に、見事だまされるかも。（映画評論より）

KINOKUNIYA

辻仁成の「２８光年の希望」が読み終わってしまったので、久しぶりにKLCCにある紀伊国屋ブックショップへ。読む本が何もなんくなってから会に行くというのは、あまりないこと。だいたいいつも、４～５冊はスタンバイしているんだけどな、なんで今回はこんなになくなるまで・・・。
そんなに忙しかったか？
なんか精神的余裕みたいなものに関係している？

ここへ来ると、もうほしい本ばっかりなので、困ってしまう。
とりあえず今回は、あんまり読まない作家東吾、池澤（あらすじ見ると、おもしろそうな内容だったから）。

そして村上春樹、小説は全部読んでしまっているので、今日はしょうがない、日記にした。

そして、また辻小説。
私、結構彼の恋愛小説好きなんだな。なんか情熱的・・。

前にバトル・ワロイヤル（ちょっと昔に流行ったんだけど）を読んで、興奮していた私を見ていた息子は、英語バージョンをこの間ガーデンズのBORDERSで見つけて、それを今日買おうとしたら、紀伊国屋には置いていなかった。
今は、Joseph FinderのParanoiaというのを読んでいるみたい。同じ作家のPower Playを読んでJoseph Finderにはまっています。。。

最近、洋書では「ラスト・レクチャー」という本がよいと聞いたので読んでみたい。

日曜日なので、KLCCもごった返していた。
伊勢丹では日本食フェアを開催中で、カニクリームコロッケとさつま揚げを購入。
コロッケはおいしかったけど、さつま揚げの味がちょっといまいちだった。
コロッケって、ポテトのではなくて、クリームコロッケがたまに食べたくなるんだよね。
どのレストランにあるかなあ、とさがしていたら、すし三昧で発見！ｔのんだら、たったの１個でちょっとがっかりでした。
土曜日は、スリハタマスのプラザ・ダマス内に中華三昧を発見したので、早速トライ。
ラーメンの味のほどは、、、う～ん、やっぱり鶏がらなのであっさり目（あったりまえだ！）
こってりとしたの食べたいんだけど、ハラル・レストランでそれは無理というものなのか！！
豆腐のかに肉ソースはおいしかった。

Holistic Esthetic取材

バンサーで７年目の「ホリスティック・エスティックス」がモントキアラのソラリスに新しくオープン。

そこで今回は１ヶ月間のプロモーションとして、初回者に限り３５０リンギ相当のパッケージをなんと１３８リンギという破格でサービスしている。

同パッケージのコースは、イヤーキャンドリングから始まり、ボディスクラブ、スパ、ホットストーン（背中）そしてボディアロママッサージだ。

スパに入ると真っ白な造りで統一されていて、それほど広くはないけれど清潔感あふれる空間が期待感を更に高めてくれる。

まずはコースのイヤーキャンドリングから始めた。イヤーキャンドリングをしている間もずっと顔をソフトマッサージしてくれるので、この段階でもうとろ～っとしてしまう。

次に丹念にやさしくスクラブされ、そのままジャグジースパへ。シャワーを浴びて肌もすっかりきれいになり、いよいよ待ちに待ったホットストーン・マッサージだ。スパのお部屋から、マッサージルームへ移動。そこにはホットストーン用の天然石がもう温めてある。

日本で最近少しずつ知られてきたものの、体験したことがある人はまだまだ少ないのではないだろうか。

背中にタオルを敷いて。その上に背骨に沿って石を並べられてみると・・・、な～んて気持ちがいいんだろう！

子供の頃に使った湯たんぽをふと思い出したけれど、あれよりも数段いい。

背中のツボに当たっているからだろうか。じんじんと石のぬくもりが体の芯に届き、力はすっかり抜けて行く。そして今度は、アロママッサージ。４種の中からすでに選んでいたオイルで全身をマッサージ。
私の選んだのは、バランスに効果があるとされるバラのオイルだ。

そしてその後は、ナント石を手に持ちながらのマッサージ！う～効く～。肌ざわり完璧つるつるの石がオイルですべり、まさに天国。言葉ではとてもいいつくせない心地よさ。

これがホットストーン・マッサージか。そこらのマッサージとは違うということを、充分に見せつけてくれた。

いつのまにか眠りに入ってしまった私は、「終わりました」の声に夢から現実に戻される。２時間半はあっという間で、本当ならもっとやっていてほしいところだ。
日本ではかなり高価なホットストーン・マッサージ。身も心も軽くなり明日から元気にまたがんばれそうな気がした。これこそ本当の癒しだろう。




住所：20, Jalan Solaris 34, Solaris, Mont Kiara, 50480 KL

営業時間：午前１１時～午後８時（平日・土曜日）
　　　　　午前１１時～午後７時（日曜日）

BONODORI ２００８

セランゴール州シャーアラムの松下スポーツセンターで開催された盆踊りに取材。

海外では一番古くから行われているとも言われており、今年で３２回目。
在留邦人ばかりでなく、気軽に日本文化に触れることができるチャンスとあって多くのマレーシア人が参加している。この季節の風物詩としてすっかり地元に根づいている盆踊り、まるで日本にいるような錯覚を覚える。

地元紙では３万人とも５万人以上ともいわれているが、実際のところどうなのだろう。夜はスタジアムのスポットライトがとても明るくてきれいだ。

７月もあれよあれよと言っている間にもう１8日。

アップデートをしたくてブロガーをひらこうとすると、いつもとっても遅い。なんでこんなにインターネットの接続が遅いわけ？
なにかいい方法をみつけなくてはいけないなあ。

今はドリアンのシーズンで、道沿いではドリアンを売っているのが見られる。でも、この間の日曜日、ものすごいのを発見！
ドリアンをいっぱいにしてタイパン（うちの近くの商店街です）に来た大きなトラック。たちまちたくさんの人がむらがっていた。

１キロＲＭ３。

私はちょっとだけ食べたかったので大きめのをひとつ。２キロあった。旬のものは、Ｄ２２でなくてもウダンメラでなくても、ドリアン・カンポンでもおいしい！！

と、ドリアン好きな私ですが、ＢＩＧ　ＡＰＰＬＥのドーナツやさんにもドリアンのクリームの入ったドーナツがあるんだよね。

３時間という賞味期限のドリアンドーナツは形もかわいい。 （写真上）