Friday, February 20, 2009

EM POWER (1)



 まず、私が一番で試したEM(EM 菌=有用微生物群)のパワーとは・・・。
 うちには8年近く飼っているウサギさんがいるのですが、彼のケージに200~300倍くらいに薄めたEM希釈液をシュシュッ、とスプレーしました。
いつも放し飼いの彼にとって、ケージはトイレット。
夜までドアを閉めっぱなしで留守にしておくと、ケージのあたりは少しモワッ~と臭うのですが、スプレー後はぜんぜん臭いません。
これは驚き!!
ウサギさんのボディ自体は臭わないものなのですが、毛にもシュシュッ。
試しにそれを毎日1回づつ続けていたら、毛はふわふわ柔らかく、ツヤツヤに光ってきました。
恐るべしEM。
今度、ナニタメソーカナー、と楽しみ。

Tuesday, February 17, 2009

New Organic Farmer (9)


 先日、うれしいお客様の声がSMSで届きました。


"Thanks for sending me the chili otherwise no sambal belachan for my customer. I don't want to buy from other people because I want to support your chili because its very nice and fresh so I will take more to keep a bit for stock also. Thanks a lot ^^)"


 レストラン経営者の人です。

 通常はマーケットか市場に卸すんだけど、たまにレストランのお客様もいます。

 こうしてダイレクトに聞けると、うれしい。^^)

EMコースを3月に

 上の写真はプトラジャヤです。

 昨日母親のビザの用でイミグレに行ってきましたが、プトラジャヤは本当に外見はリッパです。

 でも、イミグレのトイレのお粗末なこと・・・なんでこういうことをきちんとできないのかなあ、とあらためてマレーシアの進歩しない部分を垣間見。

 

 今回は、いつもいらない書類を要求され、他の場所へ行って誓宣書のサインや印紙を貼ったりしてまたイミグレに戻ってやり直したのでまる1日かかってしまった。
なにを質問しても「わからない」の一点ばりだし、とにかくイミグレを前に私たちは従うことしかないんだ。

外国に住むということは簡単そうで、決して簡単ではないということがしみじみと心に沁みた日だった。



と、そのこととは関係ないんだけど、うちのファームでEM作りのコースをすることになりました。
講師は、農業省からの専門家です。1日は勉強会で、もう1日は実演なので、理解度100%でしょう。


Course Date : 14&15 March2009 (Sat & Sun)
Place : Kpg. Kuala Pajam, 43700 Beranang, Selangor, Malaysia.
Course fee : RM380 per person ( discount 50%) as introductory offer.
Limited to 35 people only.

The two-days comprehensive course is theory (50% ) and (hand-on 50%).
It is conducted by an officer from the agriculture department with the cooperation of a few experienced organic farmers.

35人のみらしいので、お早めに!

最近の私はEMに凝っていまして、なんでもEMスプレー。
環境問題を解決するというこのEM、すばらしい威力ですよ。

Tuesday, February 10, 2009

New Organic Farmer (8)


 最近、お客さんが増えてきたので、前から作らなくちゃと思っていたLOG BOOKを作りました。

自家製。




さらに掲示板もできました。








せっかくLOG BOOKを作ったんだから、トップバッターは、日ごろお世話になっている農業省のwanさんにぜひ書いてもらいたいなあ、と思っていた矢先、、、


SurpriseVisitです。









ちょっと質問がたまっていたので、その意味でもよかった・・・  ^^;)





気になっていた葉が黄色いのは、窒素が不足しているのでFAAをもっと投入すること。


でも、オーガニックは化学肥料を使っているのより葉の色が深くないのが一般的なので、あまり気にしなくてもよいとのこと。それに、葉が青々するより実のproductionは多いらしい。


ふ~ん・・・





魚から作るFAA、発酵フルーツジュースのFJJ、これはカリウム、そしてCAPという卵の殻で作ったカルシウム剤をもっと散布してくださいとアドバイスを受けました。








その時その時のコンディションで散布の種類や量の決断を迫られるオーガニック。


それも醍醐味。

Friday, February 06, 2009

New Organic Farmer (7)


多くの畑では、植物の成長に化学肥料を使っている。それも必要外に。




  化学肥料は、土そのものやエコシステムを破壊する。人間だって病気の時に必要外の薬を与えたら副作用が出るのと一緒で、植物も副作用が出る。それも周りの環境にまで害を及ぼす形で。悪いことはそれだけではない。化学肥料の値上がりに、採れた作物も値上げされる。



  それがEMを活用することによって、土がピュアになり、自然の力が最大限に発揮される。 EMを使用することで、野菜が生き生きし豊かに実る。




抗酸化力が強いので野菜が腐ったり病気になったりしずらくなる。汚染物質を分解する力があるので環境にもいい。健康増進にも役立つ。




  こうしてEMを徹底すると病害虫はほとんどなくなり、生産力は倍加し、化学肥料や農薬や大型機械は不要になり、連作すればするほどいいし、土も休まさずに使い続けるとさらに効果が高まるという結果が出ている。


Tuesday, February 03, 2009

New Organic Farmer (6)



     久しぶりに子供2人が遊びに来て、




    朝の定番、Nashi Lemak。Bangi駅の近く、おいしいです。



    なんと、凧揚げ。


    走らなくても、雲の上までいきそうな勢い。




 ちょっと早い時間のキャンプ・ファイヤー。 雨がなくて、ゴミ燃やしのいいタイミングだったので。


New Organic Farmer (5)




ジャングルの中を見ると、昆虫、ミミズ、枯れ草、微生物群のリサイクルによって草木は生き生きとしている。化学肥料なんてあげなくてもいい、自然の摂理に任せておけば、森の中はいかに健康なんだということに驚かされる。



畑でも、ためしに収穫期の野菜をそのまま放置しておくと、大株になって、やがて古い葉が落ちそれが腐るときには周囲の雑草も枯れる。すると、その枯れ草をえさにしている土壌動物が集まって、その周りにはより有機物に営んだ、栄養豊かな土壌が出来る。そのうち、株は倒れ、種が落ち、また時期がくればその野菜の小群落ができる。自然には土を豊かにし、より多くの生き物を育てようとするベクトルが存在している。作物には自然の仕組みを活用し、自律的に生育する仕組みがあり、また作物の生育そのものが、土壌や周囲の環境を改変していく力を持っているといえるだろう。


植物の生活の智慧から、野菜を健康に育てる道筋、自然に土を肥やしていく方法を模索している。畑で野菜達の見せてくれている姿に学び、どうしたら野菜の生活力を高めることができるかを試行錯誤していく。化学肥料や農薬を「使わない」ではなく、「要らない」という農法を目指したい。