Friday, September 29, 2017

The book review 'Night market' and 'island walk in a moon light' .






「夜市」と「月夜の島渡り」


全ての短編小説は、沖縄を舞台にした神秘的な怪奇物語で、両方とも恒川さん特有の世界観が楽しめる。

ねっとりと土着感が濃厚な南国の島描写が上手なので、日本の妖怪や精霊が多く宿る言い伝えのあるこれらの島が好きなんだろうなと思っていたら、やはり沖縄在住なのだそうだ。


シンプルな文章と、独特の死生観と琉球の歴史と文化が入り混じった、不思議な物語。
ホラーを読んでいる気がしないけどみ、ちょっぴりゾッとする非日常な世界。
人間としての未来に対する希望や救い。
あえて翻訳しない方言。



あがらうことができない理不尽な運命や人間の罪深さ、どこかしら弱い人間に対する愛情や慈悲を織り交ぜ、魅力的に仕上がっている。

Saturday, September 23, 2017

The power of wild life, it make continue all livings.





野生の力、それが世界を存続させる。


今住んでる環境は、常に自然と接する事に恵まれている。自然の力には不思議な事があったり、感心することがあったり、ちょっと都会では経験できないような思いがけない事にも遭遇したり。。。
ちょっと完全な心地よさ(完潔した)を求めることは、この自然の中で住まわせてもらっているという意識を常に持っていれば、ある程度諦めなければならないのが本当のところだ。



私たちの住んでいる域は広大なジャングルと比較するとごく一部。
生き物を観察できる、そんな時間は「贅沢な時間」だけれど、野生の領域では、どんな観察であれ浸入行為となると思っている。
人間の興味を無用にする権利を彼らは持っている事を忘れてはならない。
動物は、その日の接触の事を案外覚えていて、それが翌日の反応に現れる。



そんなやりとりに純粋なコミュニケーションを覚えたりもする。



毎日、時間をとって観察してみれば、動物たちは実に多くの情報を頻繁にやり取りしている。
小さな昆虫でさえも。