デンマークからのお客さんがkepyokに1週間滞在した。
たとえ一人でも二人でも、そのグループがいるときは、部屋が空いていても決して他のグループを受け付けない、という私たちのポリシーのもと、プライベートな時間を思う存分楽しんでもらった。
決してせかせかしない静かな時間。
日本からマレーシアに移り住んで30年、私自身もプライベートをエンジョイする事をモットーに、東京の生活よりもかなりスローライフになったとは思うが、彼らと毎日いて感じたのは、バケーションのスタイル自体もかなりくつろいだ、何か親密なもの、満ち足りて充足感を得る、そして自分らしくあることだけに集中し、その瞬間にじっくりひたること、というものだった。
そんな雰囲気がひしひしと伝わってきたなー。
デンマークでは、こうした「心地よさ」を「Hygge(ヒュッゲ)」と呼ぶのだそうだ。
デンマーク人は他の国の人たちとくらべ、物質的な豊かさへの執着心があまりなく、彼らの多くは「なにを持っているか」で自分を評価したり、されたりしない、そう。
人生でもっとも価値のあるもの、もっとも記憶に残る出来事は、えてしてお金のかからないものだという考え方をよく理解している。
家族や友人との時間や絆を大切にしているところは、マレーシアでも高いけど。
ヒュッゲ。
なんか韓国料理名みたいで「心地よい」というイメージからはほど遠い言葉だけど。。。
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