真夜中のピクニック
もう うん十年前も前の高校生の頃を思い出しながら読んだ。
この頃って大人にはなりきっていない、中途半端な特別な時期だ。誰もが色々な、そして不安定な心を持っている。
もしかしたらありえる話のシチュエーションで、それについて主人公が歩きながら、葛藤や嬉しさなどの心の変化を書いていく内容自体は面白かったけど、ちょっと延々としていたかな、という感じ。でも、またそのままメデタシのエンディングで、読書後も後味は悪くなかった。
部活や受験、友人、家族、誰もがそれぞれに持つ高校時代の青春物語。
私の通った中高校は、やはり他校にはない瑞穂会という特別な行事があったけど、この物語のように1日かけて80キロ歩く行事があったら、自分達にはどんなことがおきていたかなぁ。
きっと、サボっていただろうな。
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