(上)(下)とかなりの長編で、全編通して陰鬱としたくらーい雰囲気。
まあ、それなりに面白いけど、あまりの長さに(下)の中間以降は「もういいよー、早くさっさと終わりにしようぜ〜」みたいな。
どこにでもいる普通の主婦達が、ひょんな事から犯罪に手を染めてゆく。
その過程は止まらない歯車を連想させる。
人は、あまりにも簡単にまともな精神を失うことが出来るのだと思うと恐ろしい。
自分だけはこうならない、と言えるだろうか?
いや〜やっぱり、普通だった人間が貧困のためこうまで人を毀す事ができるのかなあ。。。
佐竹とまさこはグロいし、後半私には到底理解しがたい闇が広がっていて、読み終わった後もなんにも感動もないのが残念。
こんな長編なのに。。。
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