Tuesday, April 24, 2018

読書感想「カエルの楽園 」




カエルの楽園



帯に「これほどの手応えは、わたしの最高傑作だ!」「全国民に問う衝撃の結末」
と出ているほど衝撃的ではなく期待を裏切られた。



子供の絵本的な語り口で、可愛いカエルの冒険ストーリーかと思いきや、平和・民主主義・正義・自由とは何かを考えさせられる世界の社会、政治的な内容だ。



2匹のカエルが垣間見る新しい世界の出来事に対して、正しいのか、間違っているのか、善なのか、悪なのか、そして自分の判断はどう思うのか?
と同じような迷いをしながら、最後まで延々と続くストーリーにちょっと飽きが来てしまった。



結局どの国にも完璧な楽園などというものはなく、その時その時の平和を守り、つくっていかなければならないのだ。そして、周りに流されず自分で見たものを判断し続け、動き続けるることが重要なのだ。
政治家・民衆の思想や言論を統制するマスコミに流されぬよう。







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