Sunday, February 25, 2018

By accidental words.




昨夜、真夜中に雨が降ったせいで、明くる朝は爽やかな空気だった。
私たちは、滅多に登らないちょっと丘の上のガゼボに朝食を持っていって、ちょっとしたピクニックを楽しんだ。


遠征の長旅から帰ってきてから、日々の雑用に追われて、いつも一緒にいるものの、なんかたわいのないことを長い事はなしていなかったような感じでなんとなくほっと、座る。



きもちいね、とか、ずいぶん向こう側は新開発が進んじゃったね、とか、裏にあった牛小屋やなくなってしまうんだろうか、とか。

いろんな事が、どんどん変わって行くね、とふと口に出したとたんに気づいた。
「まだここに来て数年しかたっていないのに、長年いる老夫婦のようではないか」






こんな風に人生は終わっていくのだろうか。


やり残していた事を残して、あのことやこのことは、みんな過去の出来事になってしまい、ちょっと思い出してはなつかしくなるのだ。



いろんな切ない事も悲しい事も感じたりして。


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