Saturday, December 24, 2016

Japan has a gentle spiritual culture.




最近母は「毎朝仏さんに拝んでいるんだけどね」と言う。

仏壇の中にいる母の家の仏さんというのは彼女の旦那さん(私の父)だ。

きっと「今日も私を守ってください、、、」というような事を毎朝言っているのだろう。。。笑

実際に仏壇に合掌して語りかけている時、本当に亡き人と会話しているわけではないと思う。これは亡き人を偲びつつ、自分自身を振り返えり、悲しい気持ちを癒す。

亡き人の生前の教えや思い出を噛みしめながら、自己の反省をしたり、冷静な自分を取り戻すのだろう。

「申し訳なさ」「感謝」「尊さ」の思いと共に亡き人を通した自己分析調整とも言うべきか。


結婚をするためにイスラム教に改宗した私だが、神と呼ばれるものは唯一だ、いうことは信じられる。
人間誰もの心の中には神がいて、拠り所にしている。決定的な神は私たちを生かす。


それでも、私の心の中で何処かしっくりと来る、日本人の独特の柔らかい感情も炎のようにゆらゆらしている。
八百万の神と言われたように、万事に至って神が宿っている、というような感情に親しみがわくのだ。
日本にはモノを擬人化する習慣がありけど、モノに「さん」を付けて呼ぶことで、尊敬の念や親近感を持とうとする不思議な文化。



日本は本当に優しい精神文化の持ち主だと思う。

No comments: