Thursday, July 07, 2016

Inappropriate japanese language for reaction.





ことばというのは、聞く人のイメージを決める。

ちょっとしたその一文字やイントネーションでも大いにイメージが変化するからおもしろい。

 


 私はマレーシアで毎日日本人と話をしたり、日本人に囲まれて生活していないので、新しくできた単語とかどんどんわからなくなってくる。

 

ちょっと前からだけど、 「そうなんですか」を「そうなんですね」と、「か」を「ね」に代える若者言葉があるようだ。

 

いつからどこでそれを聞くようになったか?

定かではないが、初めて聞いたときに、なんか違和感を感じたのを覚えている。

 

それ以来、結構多くの人がこのように話しているのに気がつくようになった。

 

その言葉にあまり素っ気ない、という印象なかった。

でも、

「そうなんですか」という反応だと(その上驚きも込めて言うと)その後の話の展開が開けるのに、「そうなんですね」という相槌だと、そこで話を終わらせるような気配がある。

でもきっと若者同士なら、話を終わらせる相槌のような気配をそうとは受け止めず、お互いあわあわとした話の展開になっていくのかもしれないが、、、

 

「そうなんですか」と疑問系でただしたら、失礼と思っているのだろうか?

 

ちょっと受け流す、反応が薄い、話し手を軽んじるニュアンスがあるように感じるのだが。。。 


「そうなんですね」に、あまり共感とか「え、もっと聞きたい!」とは感じないはずだ。話し手の願望を満たしてくれないとも言うべきか。。。


知らないよその子供の頭を撫でたら嫌な顔されるよ、という話を聞いて驚いたように、
なんでも遠慮がちな、それより踏み込んで聞いては悪いと思う、あたらずさわらずのポジションが好まれる社会になっているのか。





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