Sunday, June 26, 2016

"Discontinuous world" book review.






「月の裏側」の主人公と同じなんて知らないで読みはじめた。

このストーリーの感じが好きな人は「月の裏側」とセットで読む事を勧めているようだ。



私にとっては、不思議な感じに独特な雰囲気と、共にすっきりとしない結末がこれでもかと続くのでアキが来るかな。



シュールな描写、ホラーと言うほど怖くない、一応ミステリーでもあるけれど、輪が閉じ切れてない、ふわんと地に足が付かない印象なので煮え切らない読後感。



「蜃気楼のような主人公の心が作り出した幻の旅」という言葉がしっくりくる。



もうしばらくは恩田さんはひかえよう、というのが率直な感想でした。

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