KEPYOK一帯の地域はむかしからゴム農園で、ゴム農園の地域というのは特にシロアリが多いらしい。
田舎道を通ると、結構な大きさの蟻塚がいくつもある。
醜いといって、みんなわざわざそれを壊したりはしない。
ここでは野生の木が超スピードで成長するので場所的に邪魔な樹は切らなければいけないのだが、そんな場合も地面からきれいに取ってしまうのではなく、かなりの背丈を残す。
そこにシロアリたちが塚を作り始めた方が、他の場所に迷惑に付かれなくて済むからだ。
大きな蟻塚は、華人が奉って御祈りをするとも聞く。
アリ塚は土や自身の排泄物などでできていて、一つのアリ塚には数百万匹も棲んでいる。塚の壁は厚さ15㎝に達するものもあり、高温や乾燥から、中のシロアリを守ってくれているそうだ。
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