Monday, December 07, 2015

Easy way~Malaysian way~




先日ちょっとブラジリアンワックスを体験してみた。

ワックス脱毛については、ここマレーシアではセレブだけの身だしなみではない!1年中暑い気候だからだろうか、結構現地の人は清潔感や美意識が高く、レーザー脱毛よりも一般的に浸透している。

驚く事に、ものの10分で完了してしまい、このように安く、しかも良いか悪いかさておきパパッと済ましてくれるところは、とってもマレーシアっぽい。

でもこれで私は満足したのだから、この場合については良いと思っている。場合によっては、こんなちょっといい加減で融通の聞くマレーシアンウェイは便利だ。

これがもし日本だったら、衛生度を完璧にして、ワックスの成分から手順や方法などの説明をご丁寧にして、 着替えもきちんとして、アレルギーとか質問欄を記入して、書類にサインまでして、、、とだから60分もかかっちゃうんだろうなあと思った。

もちろん日本式にきちんとサービスを提供して衛生かつ安全、と言われればそれまでで、もちろんそれはそれで素晴らしい。でもそんな事が面倒なときだってある。

これも今回の自分のワックス施術で何事も起こらなかったから、こんな事言えるのかもしれないが。


ついでに書いてしまうと、先日、日本に到着した時に「到着したよ!」とメッセージしたくて試しても、なかなかネットに繋がらない。

移動中も何度も試みたけどそれもままならぬで、繋がったら途中で良く切れて再接続をしなければいけないし、お世辞にも日本滞在中は快適と呼べるネット環境ではなかった。

また、日本で長男が携帯番号の取得をしようとした時、その困難な事ったら、私の方が驚いたなんてもんではなかった。

そして次の災難には、ノートパソコンのハードディスクがクラッシュしたというので、いろいろとお店を探したあげく、パパッとマレーシアのようにやってくれるショップがなかなかない。どこもキチンとメーカーさんに送るので、高いし時間は数週間もかかる。(結局裏でフィリピン人経営の修理ショップを発見したそうだが)

 

日本は結構ルールからそれることができない事、融通が利かすことができない部分があって、結構そんな「いちいちの御丁寧さ」が効率的ではない、としばしば感じる。

 

社会的に総括してみると、日本の社会での一般的なサービス対応は、どこかマニュアルっぽくて人間的な「個人対個人」がない。

(サービスを受ける側もそんな人間的な「個人対個人」はうざったくて、嫌だと思う人だって多いだろうが)

 

マレーシアでは、お店の人とも初対面で「今日は元気?」とはじまって「今日のディナーは何作るの?」なんて、平気で話しをする。

日本の社会的な役割の中では、サービスを受ける人とサービスを提供する人以外の何者でもない。

だから、ここで個人的な会話に発展する事もない。まあ、個人的な話しなどしたらおこられるのかもしれないが。

 


でもその場その場で役割を変えることができるのだから、すごいと言えばすごい事なのかもしれない。サービスをしている時(仕事の顔)、妻の顔、母親の顔、友達との顔、、、

自分は自分のアイデンティティーしか持ち合わせていないので、ちょっと無理かな。。。

 

 

あまりよくわからないが、日本では、アドリブで個人の力量を判断するよりも、型にはまったマニュアル台本通り、きちんと自分の役割をこなす事が一番いいとされているのだろうか?

そうした生真面目さがやはり褒め称えられるのだろう。

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