Sunday, November 08, 2015

"insya allah" ... Good willing on business situation.





天命を信じる心

マレーシアに漂う緩い雰囲気や個人主義は「いい」のだが、ある意味でのゆるさは心地よいとして、まともにその「ゆるさ」がいいよ、なんて言ったらちょっと人格を疑われるのではないか?恥ずかしいのではないか?と思うようになってきた。

勿論、日本のサービスと比べてなど、一部の話だけど。

その人其々その「ゆるさ」についてどう取っているのだろうか。



“インシャアッラー”― 直訳すれば「もし神様が望まれるなら」となる。この言葉はイスラム圏ではイスラム教徒として、日常生活でも頻繁に使う。例えば、誰かと会う約束を決めるとする。「では、何時にどこどこで会いましょう」とこちらが言えば「インシャアッラー」(神様がそのようにお望みならば)と返す。たとえ遅れたとしても、「遅れようと思って遅れたのではない。神様の思し召しだった」というわけだ。

 「遅刻」程度であればまだよいが、ビジネス上の約束が履行されないといった状況も全て「神の思し召し」で片付けられてしまっては、とっても困る。

私もビジネス上で約束をする時に何回となく念を押しても、その答えが「インシャアッラー」のみでケロッとした顔を見せられると、どどどっと不安の影がちらつくことが何回あったか。

もちろんビジネス上では、第二第三の道 、バックアッププランをひそかに準備しておくことも時が必要と思っている。最終的に困るのは自分なのだから。

なので「インシャアッラー」の答えの時は、バックアップで仕事も増える。

なんかしかのバックアップがあれば、100%期待通りの結果が得られない場合でも、それほどカリカリせず“これもイスラム風”と余裕をもった対応ができるし、相手との関係もギクシャクせずに済むだろう。


反対に、日本では。。。

日本人の丁寧過ぎる顧客対応に順番待ちが遅くなってしまったりするとイライラすることも。

聞く人も完璧な理解を求めて納得するまで聞くので余計遅くなる。

マレーシアの途中まで行けばなんとかなるという気持ちや走りながら対処していくという方法もいかに効率が良いか、普段の何気ない様子から気がつくことしばしば。。。

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