裏で動く無限のアラブマネーは、マレーの様々な方面(特に、政治、教育分野) に注ぎ込まれていき、段々とメンタリリティーを変えていく。子供達は幼稚園から洗脳されていく。
「この世が大切なのではなく、死後の世界の方が美しい」と植えつけられ、中東に戦いに行くビデオを見せられ、「ジハードによる死は天国に行き、より楽しい世界が待っている」と教えられた子供達はスイサイドボンバー(自爆)に喜んで参列するだろう。
1983年、宗教はマレー人の多くの側面に忍び寄り・・・つまり、マレー人の運命がここから分かれ道になったと私は思っている。当時アラビアナイズとタイバナイズがこの年から徐々に始まったことを誰も予測していなかっただろう。
さて、大雑把に80年代新しい現象として何が起こったか... :
男性はスポーツでもロングパンツを着用するようになった。
スポーツから女性が消えた。
男性は水泳でトランクスを履かなくなった。
ヘッドスカーフは絶対着用するようになった。
シャリア法裁判が一般法よりパワーを持つようになった。
一般女性歌手(人気のあった純シンガー)が消えた。
イスラミック ミュージックがより好まれるようになった。
学校の宗教授業時間数が増えた。
宗教担当に教師は当局宗教監督でもあるようになってきた。
女の子はジムナスティックをすべきでないと言われるようになった。
政治ベースの宗教が増えた。
役所では朝のお祈りと宗教トークが行われるようになった。
政府各省には宗教アドバイザーを設置するようになった。
役所ではお祈りの時間をわざわざ設けるようになった。
全銀行がイスラミックバンキングになった。
銀行には宗教アドバイザーがつくようになった。
多くの学生の留学渡航先が、インド、パキスタン、中東になってきた。
などなど。。。
1980年代からマレー人は 宗教的意識が過度となった。
残念ながら、それは16世紀オスマン帝国や15世紀のアラブ人宗派の宗教だ。それはコーランを原点としたイスラム教ではない。
明らかに遅れをとるどころか、昔に向かって逆方向に進んでいる。専門家に言わせると、このペースはまだ加速していて、それはピークに達していない、という。進歩していないマレー人イスラム教徒の能力を破壊している。
この負の影響は全寮制学校システムをも 破壊している。
プログレッシブなマレー学生を育成することができないようにマレー社会の貧困層、社会的、文化的、経済環境をマレー村のように設けた。
最近のニュースに東マレーシアのサバ、セラワク州の小学校〜高校で、特に全寮制の子供達の問題が取り沙汰されている。
同州には多くの原住民族がおり、彼らの多くは、精霊信仰+キリスト教を信仰しているのだが、親達が子供達と少しの間会わないうちに、いつのまにかムスリムになっておりショックを受けているというのだ。
これから、マレー人のイスラムがどのような結果になり、マレーシアがどうなるか心配だ。
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