Sunday, November 30, 2014

Wealth of the spirit in the nature.

ここマレーシアでは、都心でもちょっと一歩裏に入ると田舎風景に出会える。
なので地方の山奥とまで行かずとも、自分の田舎意識は高い。
小さい頃に自然の中で遊んだ思い出を懐かしく胸に秘め、退職後は自分の、または結婚相手の田舎に帰郷するパターンが多い。



「故郷」にあるような風景は「農山村の集落や小川、ため池、雑木林などが小さなまとまりで、四季はなくとも、数多くの生き物や植物があって、それがライフサイクルであることを小さい時から良く知っている。
身近な自然は子供たちにとって「生きた百科事典」。
親は豊かな自然の中で仕事をして生活の糧を得るとともに、自然と人間の生活が密接に結びついていたのに違いない。



幼い頃から見慣れた故郷の風景、故郷への愛着は、何時までも変わらず、たとえ故郷を離れても人々心の中に生き続ける。
 


工業化が進み効率性が求められる中、身近な自然の大切さが疎んぜられ、自然本来の姿や大切さが忘れられてきている。




知識どころか、今多くの人が自然との関係や変化に鈍感になっているとように感じる。
他の動物たちと同じ生き物として、心の豊かさも失われつつあるように思う。




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