Sunday, August 10, 2014

A proud of Japanese craftsman

   
日本工芸職人の技と誇り



日本には素晴らしい工芸職人が多くおり、妥協なき彼らの技術は、これぞ日本の誇りと言えるものだと思う。


先日「墨はじき」という技法で職人が語っていた言葉が印象深かったので引用したい。


彼が言うには、技職にとって、目に見えるところに神経を遣うのは当然のことであるということ、そして、なんだかわからないけど良いと私達が感じるのは、目にみえない所に神経と手間を惜しまない、この感覚が高い品格や格調を醸し出す要因になって、人々に感銘をあたえるのだということを語っていた。





「人間には、ある年齢に達しないと見えてこないものがあるんです。同じものを見ても30代のときには気がつかなかったものが40代になって見えてきたり、感動できたりするんです。おそらく、いまの自分には見えていないものが、50代になったら見えてくるのかも知れません。近道も廻り道もない世界。それは人間の懐が大きくなるということとも関係してくるんでしょうね」





人間の素晴らしさだね。


No comments: