Thursday, August 24, 2017

Excessive intolerance of opposing group





あまりにも多様性のある環境に長く暮らしていると、たまに一時帰国する我が国、日本が恐ろしいほど人種的に均質な社会である事を改めて知ることになる。

職場や学校、地域社会、と、どこのコミュニティーでもいつも似たような価値観、各人の考え方が偏り 、硬直化しているようで戸惑うことがしばしある。



何故か?



昔から日本はくだらないワイドショーなるものが健在だが、ネットでの一般ニュースでも、「ツイッターで炎上」とか「誰それ芸能人のW不倫」とか何か些細な事で、というか歪んだいじめならぬ「叩き」が前よりもエスカレートして、溢れているような感じがするのだ。

どうでもいいような他人事に、何故そこまで叩きたくなるのか神経がよくわからないが、世界観は非常に小さく 、本質は無視され、細かいことばかりに異常にこだわる。



何故か?



それはやっぱり、日本という国が多様性のない中、(裏を返せば単一で団結も強いものになるのだろうが)同じルールに沿って他人と同じになることが前提であると教育されているからだろう。


だからという事に他ならないと思う。



日常の硬直は、柔軟な考えをシャットアウトさせる。誰に何を言われるから怖い ― などと いうことになる。

家庭がもし国際結婚、異なるバックグラウンド出身同士の「価値観も違って当たり前」だったら、「あ、うん」の呼吸はない厳しさがある代わりに、些細なことはどうでもよくなり、自分では考えないような驚くような意見を聞かされたりする。



自分と考え方が違う人に対しても 「あなたはそういう考え方 」と受け入れ 、良いところは取り入れようという考え方ならば 、日常生活でもネチネチとすることは起きなくなると思う。

日本は、これからどんどん少子化が進み、外国人も多くなるといういまだかつてない近い将来が訪れる。
もっと各人気持ちを寛容に変えて行かなければ、もっともっと嫌なところが目につくだけの、ストレスのあるハッピーではない生活になるだけだ。


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