Friday, May 26, 2017

Advance microchip birth control in Indonesia.







今うちにはマレーシアからとても近い、メダンからのワーカーさん夫婦が来ている。



夫婦となると、食料だけ与えていればいい、というわけにはいかず、奥さんにはスキンケアや生理、避妊などにまつわる女性ならではのケアも必要としてくる。もちろんうちの主人がその手のケアをするはずもなく当然私が色々と世話をする事になる。

若い夫婦だと恥ずかしがってあまり詳しい話は向こうからしないが、30歳も超える夫婦の場合は結構、事細かに話してくる。



これまでずっと見て来て、インドネシアは(マレーシアも) ピル大国であるということ。

東南アジア一帯ではピルが医者の処方なしに薬局で、しかもとっても安価で購入出来るので、ピルが一般的だ。

以前に私も避妊薬を日本の産婦人科におろしていた時もある。



ピルも本当に様々で、周期長期で服用するもの、短期で服用するもの、1回分、避妊に失敗した後に妊娠を防ぐために使う緊急避妊薬、いわゆる『アフターピル』もある。

全てが女性ホルモンをコントロールするので、副作用が心配とか日本では言われているが、欧米では一般的だ。




今のワーカーさんは子供がすでに3人、オール帝王切開なので、4人目は望まず(帝王切開4人もOKというのは初めて知った)、ずっと避妊にピルか1年もつ避妊注射、またはチップのインプラントをしているという。

お恥ずかしいながら私はデンタルのインプラントしか聞いたことないぞ。

「チップのインプラント」というのは言葉が出てきたので、私は何のことやら全然わからず「???」の顔をしていたら、上腕にチップを埋め込んだ避妊法があると説明してくれた。

そのチップから少しづつ黄体ホルモンが放出されていく仕組みだ。




インドネシアの、それもまた非常にど田舎の場所で「チップの皮下インプラント避妊」とはびっくりしてしまった。やけに進んだ避妊法ではないか!?
おまけに4年も持つという。

このインプラント、日本円にして7500円ほどだ。




調べて見ると、南アフリカやニカラグア、インドネシアなどではこの避妊法が多く普及しているのだそうだ。

やはり子沢山になってしまう傾向のある国々はこうした医療は優先というか、すぐに普及するのだろうか。

 日本では2018年の市販を目指しているらしい。

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