Tuesday, March 28, 2017

"It's not US phenomenon only, every country have Hillbilly."





CNNやBBCなどを見ていると、ニュースが
トランプ一色のように思える。
就任直後には、矢継ぎ早に「オバマケア廃止」「難民受け入れ凍結」「ムスリム入国禁止」「メキシコの壁」など次々に新政策を打ち出しているトランプだが、米国民が反トランプ一色のようでもない。世論調査によると、「現時点で支持」との回答が43%もあるらしいのだ。


こうしたトランプ支持の根底にあるのは、いまの経済社会のシステムからこぼれてしまった人たち、いわゆるレッドネックと呼ばれる人たちだ。と私は解釈している。


経済・所得の格差というのは、そもそも教育格差によって生まれていて、それがさらなる経済格差を生む、という悪循環が存在している。
今やどこの世界でもそうだろう。

ど田舎の財源が弱い、あるいは不安定な地域はなかなかいい教育は提供されず、教育的にも経済的にも状況がさらに悪化することになりやすいのだ。


これは規模こそは違うものの、政府や宗教師に騙され続けるマレーシアの田舎村民と同じだ。
田舎、北部ケランタン州などはイスラムの州と言われているが、そんなイスラムの州が実は経済最低、貧困率、離婚率、犯罪率、DV率、売春婦率、HIV率が最多なのである。
選挙前にちょっとのこずかいバラマキで票が買われ、宗教が悪用されコントロールされる。言語はマレー語のみで、ますます外界とは縁がない。
故に学力レベルは国際的に比較して高くない。

そして、その、連邦政府といえば、今さえ良ければいい、現金欲しさに中国に全ての権利や持ち物を売ってしまっている。
数年後には中国にいいようにコントロールされるだろう。




クアラルンプールなどの都市部でも付加価値の低い単純作業に従事する労働者は、常に海外の安価な労働者との競争にさらされるため、賃金が上がらない。一方、創造力や技術力を駆使して付加価値を提供できる労働者は、それに見合った報酬を受けることができるので、うんと高くなる。




今の時世、世界のどこでもまさに「教育格差」と「経済格差」は相伴っていて、アメリカでもマレーシアでも同じような事が起こっているんだというお話でした。

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