Friday, January 27, 2017

Comfort home cook with joy.



マレーシアでは、ほとんどと言っていいほど昔からインスタントとか、冷凍食品とか、加工食品を使わなかった。


特に深い理由はなく、単に美味しくなかったからだ。




子供達が育ち盛りの時は、男子3人のためにとにかくボリュームのある、腹持ちのいい食事を考えて作っていた。今日こんなご馳走つくろうかと考えるのは少々の負担や義務感もあったけど、仕事や育児、妻としての両立でも生活基本の料理はやっぱり家族全員のためのもの。

常にこんなん作ったら喜んでくれるかな、という、与えること嬉しさが気持ちの張り合いをもたらしてくれる。



私も主人もだんだん歳をとっていく中で嗜好品も変わってきたし、なんせ2人分だ。簡単でいい。


「1-2人なんだから外で食べた方が楽」

という人もいる。



それはそうなんだけども、今の私達は「うち食」をとってもエンジョイしている。


勿論2人デート外食もいいけど、「うち食」の心地よさは、美味しいかまずいか、なんの素材かさておき、そのものにクオリティーを感じる。


マレーシアの外食は殆どその時によってムラがあり、その値段の割にはクオリティーに満足出来ない。




お気に入りは、一汁一菜と言うわけではないが味噌汁の中に色々な具材を全部いれてしまう具沢山のお味噌汁だ。

お椀の中には、日本人の健康の要である味噌を中心とした、必要な栄養素はみんなあるので素晴らしいおかずになるのだ。



マレーシア人の主人でさえも最近はより日本の食文化を信じているようだ。





マテリアル的な幸福感ばかりがあると、もっとより真の幸福を求めるのが人間だと思う。

そんな生きる方向を知らせてくれる一つが料理の力だ。



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