石窯ピザに、たくさんの失敗を繰りかえしてきて、そしてモヤモヤしている気持ちを乗り越え、その経験からやっと気がついたことがある。
それは、
まず、ピザという食べ物は焼き温度が命であるということ。
石窯でない方法で焼いたのは、『ピザ風の食べ物』になる。
また、石窯が良いからと言っても、中途半端に加熱した石窯で調理しても同じようなことが起こる。
そして窯の温度が上がっていない状態で
直火焼きなんかをすると、ススと焦げ臭いだけの固まりに。
家庭用の家電は調理温度に限界があるので、絶対ピザには仕上がらない。
家電を使ってせいぜい250度くらいでじっくり焼いたピザと、薪を燃やして石窯の中、高温で一気に焼いたピザとは、素材が同じでも、味わいに違いが出てくる。
普段の調理をするぶんには、250度あれば十分だ。
そして低温調理のピザは、本格的ピザではなく、どちらかというと「ピザパン」の仲間に入るかも。
ここに気がついていなかったから、いつまでたっても満足できるピザにならなかったんだ。
本物のピザは400度以上で調理される。うちピザ専用の窯では、500度以上になる。
その窯の中の熱気は、ちょっと手を入れると、人間の皮なんてすぐ溶けちゃうかも。。。
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