Monday, September 12, 2016

The new challenges for pizza baking with fire bricks oven.





石窯ピザに、たくさんの失敗を繰りかえしてきて、そしてモヤモヤしている気持ちを乗り越え、その経験からやっと気がついたことがある。



それは、


まず、ピザという食べ物は焼き温度が命であるということ。
石窯でない方法で焼いたのは、『ピザ風の食べ物』になる。



また、石窯が良いからと言っても、中途半端に加熱した石窯で調理しても同じようなことが起こる。

そして窯の温度が上がっていない状態で
直火焼きなんかをすると、ススと焦げ臭いだけの固まりに。



家庭用の家電は調理温度に限界があるので、絶対ピザには仕上がらない。

家電を使ってせいぜい250度くらいでじっくり焼いたピザと、薪を燃やして石窯の中、高温で一気に焼いたピザとは、素材が同じでも、味わいに違いが出てくる。



普段の調理をするぶんには、250度あれば十分だ。
そして低温調理のピザは、本格的ピザではなく、どちらかというと「ピザパン」の仲間に入るかも。


ここに気がついていなかったから、いつまでたっても満足できるピザにならなかったんだ。


本物のピザは400度以上で調理される。うちピザ専用の窯では、500度以上になる。


その窯の中の熱気は、ちょっと手を入れると、人間の皮なんてすぐ溶けちゃうかも。。。



調理時間も90秒という、短時間で焼かれる。



長い間私が求めていたピザは、高温で、しかも短時間で焼かれることで生まれる、まさにあの食感や見た目、香ばしさにあったのだ!





No comments: