Monday, September 15, 2014

dynamic equilibrium in life



「生命は流れの中のよどみ」いう考えというのは、正しい考え方だと私は思う。


先日、親戚が亡くなりお葬式に参列した。

以前のブログにもイスラムのお葬式について書いた覚えがあるが、イスラムのお葬式というのはシンプルだ。
穴の中に遺体を納めて、土を被せる。誰も何も話さず黙々と事が進められて行く。
それぞれが悲しい思いを持って。
全てが終わるとお祈りを捧げてくれるイマームはちょっとした人間の生命について触れる。


「肉体は土に帰る」



生物は機械ではないので、故障した部分を入れ替えればOKというものではない。
すべての臓器は繋がっているので、何処から何処までがその部分というのも難しい。それに時間という要素が絡んでくる。




生物には時間があり、つまり不可逆的な時間の流れがあり、その流れに沿って折りたたまれ、一度おりたたんだら二度と解くことのできないものとして生物は存在している。

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