Monday, May 23, 2011

Business Oppotunity in Malaysia




世界からマレーシアに向けられている目が熱い。
特に日本からは水面下で調査や動きが見られるようだ。

ここでちょっと現在の日本の弱みを考えてみた。
かなり苦しい状況だ。

*東日本大震災と島第一原発の事故が日本経済に与えた痛手は大変なもの。
*昨年10~12月期から連続のマイナス成長。
*日本の「社会」がいつまでたっても未成熟であり「世間」が社会を呪縛。グローバル化、多極化する世界市場に向けて攻勢できなくなった。
*少子化、高齢化社会。
*東電がカバーする首都圏を中心に電力供給の低下により、経済活動への制約が長引くことが避けられない。
*世界(日本)の顧客が部品や素材の日本への過度な依存を見直しつつある。
 


反対にマレーシアの強みは、、、

*多民族・多文化の国であるマレーシアは多くの民族、いろいろな文化をベースにつくられており、柔軟性がある。
*非常に巧みな政治の仕組みがある。(ブミプトラ政策、その他)
*持続的な経済成長をしている。(2020 年には先進国入りを目指している)
*世界から魅力ある投資対象国として海外から高水準の投資を引きつけている。
*マレーシア政府は第10次マレーシア計画で、年率6%の高い経済成長を目指している。
*目標達成のカギを握るのが、機能を強化したマレーシア投資開発庁(MIDA)。成長の新しい源泉になる高付加価値型企業の誘致で、中枢的な役割を担っている。
*高所得国への移行を実現するエンジンになる12の主要経済分野には民間ヘルスケアがあり、その発展のために政府は支援的である。
*マレーシアでは他国と同じく現在ヘルシー志向が高まってきており、特にヘルシー食品や女性の美容商品、スリミングアイテム商品が人気あり。

ただ、福島原発による汚染により、日本の食品には随分と懸念を示しているので、その点はもうちょっと様子をみなければならない。
これも原発の行く末次第だと思うが、人というのは幾ら危険な状態でもそれがマンネリ化したり、忘れてしまう生き物だからね。

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