Tuesday, November 16, 2010

MOVIE

最近溜まっていた映画を立て続けに観た。
まだまだ観ていない映画がハードディスクにたくさんのこっているよー。





WALL・E

あらすじ「汚染のため住めなくなった地球をしばらく離れるためいくつかの宇宙船を作り、
人々を乗せ宇宙に旅立った。その際に、地球を掃除するために残されたのは何千もの
WALL・E(Waste Allocation Load Lifter Earth-Class)という掃除マシーン。

それから掃除をしても地球は一向に回復する気配がないまま700年の時が経った。
そこには皆故障してしまい、たった1体のウォーリーだけが掃除を続けていた。しかし、ある時イヴが
やって来て、ずっと孤独だったウォーリーに変化が起こる。
イヴのあとをくっついていくと、ノアの箱舟のような巨大宇宙客船だった。
地球が植物の生育できる状態に戻ったことを知った船長は人間を地球に戻そうとするのだが、
宇宙船を管理するロボットの反乱にあう。ウォーリー、彼の一途な思いが人間の中に眠っている感情を
再び蘇らせる。そして、人間達は再び地球を救うために立ち上がるのだ」
 

この環境破壊と肥満問題は現代社会で実際に起こっている事だ。

忙しく立ち働く愛らしいロボットたちに相対するような座ったままでで立とうともしないメタボな人間たち、ゴミだらけの地球から脱出した人間。

序盤は、たった一人でもくもくと、でもどこか誇らしげに働くウォーリーのこだわりの仕事ぶりを、
テンポ良く描いていく。几帳面な動作、宝探し、労働の後のくつろぎの時間。
人類が捨て去った地球の圧倒的な孤独の中、人間らしさを必死に求めるかのようなウォーリーの
姿がやるせない。

人間が登場する後半まではロボットの動きだけで心情を表現している。

後のイヴとの間でも名前を呼び合う以外には会話はなく、ただ身振り手振りだけでコミュニケーションを
とっている。
お互いの感情を伝えるのに言葉は必要なく、ボディランゲージと行動だけで意思が伝わることを教えてくれる。ウォーリーとイヴの間に徐々に芽生えるあったかい感情を書いているのだがでこぼこコンビはまるで
出来る女と、ダメ男のロマンティック・コメディを観ている様だ。





崖の上のポニョ

謎に満ちている箇所箇所があるが、物語上でも説明はあえて放棄されているので、
こういう背景設定なのかと納得しながら見る。

絵本調のパステルカラーに、波の擬人化表現とか、古代魚、落ちてくる月など御伽噺っぽい。

悪い作品ではないんだけどジブリに期待するのはこんなものではないというのが正直なところ。

手描きのアニメらしいが今一度満足できなかった。

私がジブリ映画で一番好きなのは「千と千尋の神隠し」。

私の見た版の英語の字幕はなんともお粗末すぎて、外国人がこのとおり読んでいったら大変なことになりそうな・・・。それは、それは、ひどかった。

 「草や雲や海、劇中の自然は、いつもユラユラと動きがあり、しなやかな生命力に溢れていた。
世界は常に変化している。希望も絶望も同じ場所に留まることはない。
何が起こるか知りたくて、だからひとまず生きてみる」ということを教えてくれるか?




Toy Story3

あらすじ「カウボーイ人形のウッディやバズ・ライトイヤーらの持ち主アンディは大学進学が決定し、
おもちゃを整理することに。
だが母親の手違いなどにより、おもちゃたちは近所の保育園に寄付されてしまう。
アンディに捨てられたと思いこみ傷心のおもちゃたちだったが、ウッディはただ一人アンディを信じて
保育園からの脱出を試みる」

なんと第1作から15年の年月を経ているのだそう。

年月って早いなあ。。。喜んで観ていた6歳の長男が今は21歳。

ストーリーと自分の年月がかみ合うものがあり、彼にとってもきっと心を揺さぶられるはずだ。

これまで通りの笑いと冒険、それぞれのかわいいキャラ、ハラハラドキドキも忘れずに残しつつ、
「別れ」というヘビーなテーマの最後のエンディングは涙なしでは観られない。

スクラップ場で焼かれる一歩手前の友情にもジンとくる。

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