Tuesday, August 11, 2009

国外にいると今、平成何年かわからない。


昨日は、久しぶりに「冷やし中華」を作って食べた。
おいしかった~
「明治」「大正」「昭和」「平成」というのを元号というそうだ。

海外生活が長いと、元号を使う事は全然ないから、たまに今年の元号を記入しなければならない、となると、「うちの長男は平成元年に生まれた」という事実から換算していた。
でも、元年と1年は同じとして計算するのか、
    うーん、わかんない。
調べたところ、結局昭和と平成の境は、こうなっている。 
昭和天皇の崩御1/7の翌日に昭和→平成と「改元」されたので、1/7は昭和64年1/7日、1/8は平成元年1/8。
今よくよく考えてみると、歴史的に平和や民族の安定を願って定められ、1300年以上も国民によって続けられている元号は、超国宝的な無形文化財であるともいえるよなあ。
元号は、以前、朝鮮やベトナムなどでも使われていたのが、現在では消滅している。
中国でも清朝の滅亡とともに元号もなくなったので、現在これが使用されているのは世界で我が国だけだいう誇るべき事実!!
「大正デモクラシー」「昭和の懐かしのメロディー」といった元号の入った名称を聞いたとき、私たち日本人は共通したその時代のイメージを抱くことができる。
西暦ではとらえきれない、日本人独自の時代感覚というものが私たちの心の中には歴然とあるわけで、こうした時間感覚を共有した同じ国民という意識を持って生きていくということもしみじみいいなあ、と感じる。

マレーシアにいると他民族国家なので、多宗教であることから西暦の他にもいろいろな紀年法をみる。
元号は、今では一代につき一つと改められているけど、過去にはめでたい時、天変地異や戦乱、革命・革令があったときにも改元があったそうな。
トータルで二四七個。
最初の元号は、孝徳天皇(第三六代)のとき「大化元年」(六四五年)。
日本の国に、大々的な変化を与えようといった理想を持たせて制定されたらしい。
ちなみに平成は「史記」と「経書」を出典としていて、「国の内外、天地に平和が達成される」という意味を持っている。
「大化」から「昭和」までは天皇の大権に基づいて決められていたのが、「平成」は、国民主権により内閣によって決められたはじめての元号となった。
次はどんな「元号」になるのだろう。
一般国民からの応募もありかもな。

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