Friday, May 30, 2008

オンライン・ショッピング コラム(3)


 先日、モデムチェッカーを探しており、ある店を尋ねた。
移動の場であるホテルでも、仕事のためにインターネット接続が不可欠である私にとって、まずは、その場所の電話配線が安全なものかどうか、調べる必要性を 考えたからだった。

 場所によっては、電話配線が不安定で、最悪の場合、モデム だけではなくマシンまで破壊されるという恐ろしい可能性を秘めているのだ。愛するマシンの故障の可能性は最小限に食い止めなければいけない。なんといっても この間故障し、ハードを取り替えたばかりである。


「モデムチェッカーありますか?」
「うちには今ないなあ・・・オンラインショッピングで簡単に手に入るよ」
「まだ、ネットショッピングはやったことないんだ」と私。
「本当?なんで、あんな便利なのはないのに、ハハハハ!!」といとも笑われ てしまったのだった。

 オンラインショッピングのホームページは目を見張るように増え続 けているし、マレーシアもサイバービジネスを推し進めている。


 世界では、クリスマスから年始年末にかけて前の年の3倍、2000万人以上がオ ンラインショッピングをして60億ドル以上を消費すると予測されている。これは、 もう売る側の準備も完全に整っていないという勢いらしく、このピーク時期には小売業者は売れきれの在庫なし、システムの故障、オーバーアクセスによるサイトの ダウンに心配で眠れない夜が続くとも聞いた。このような成長段階の新ビジネスにとって消費者の信頼を失うということは最大の致命傷になるからだ。
 
 今日、オンラインで売れない物は無いと言われるが、すべての商品カテゴリーが サイバースペースの長所を最大限に活用できるわけではないだろう。


 まずは、老舗店舗を持つ大チェーンがインターネット戦略に真剣に取り組み始めた時、その分野のEコマース市場は活気づくといわれているし、反対に新たに進出を決めた分野もまた成功をおさめている場合もある。


 あまりにも有名な書籍販売で成功をしたAmazon.comに続き、今後有力な分野としては、ヘルスケア用品、化粧品の他に例えばビタミン類、コンドームやバイアグラなど人目が気になる製品だ。あとは、高価な時計や宝飾品も一部の投資家の間で人気があるという。その他では、ナイキなど独自にE-コマースに参入しているというし、ペット商品では愛好家同士や獣医師の相談場を設けて、かなり活発になってきている。


 しかしまだ私なぞは、安全の保障が不安定なオンラインショッピングにはおそるおそる近ずきたいけど、どうしよー、といった感じで他の人からは「でもあんなにたくさんの人がやってて、大問題は聞いたことがないでしょ」と笑われているのだ。


 E-商売、自分がサイバー内に店開きするのも興味がある。 Eコマースの成功は、<口コミ>次第だとも聞いたことがある。


 やっぱりユーザー自身がコミュニケーションできる場としてのインターネットがサイバービジネスに大きく貢献したのだ。 広告と販促を一方的に流す商業サイトは、もはや今後生き残ることは難しいのではないだろうか。

 一般に食品販売は、書籍やCD分野ほど単純にEコマースの効率性を取り入れにくい。<なまもの>をオンラインで注文することへのためらいが、消費者の間に根付いているためだ。


 確かに、鮮度に劣る生鮮品のために高い配達料を払うよりは、最寄りのスーパーに足を運ぶ方がはやいと考えるのは自然なことだ。しかしそれを逆手にとったユニークなアメリカのある流通センターは、ハイテク倉庫と最大限の機械化によって効率的な同日配達を可能とした。待ち時間も重要な要素でサンフランシスコ以内では受注から5時間以内の配達を約束しているが、技術的要素と人的要素の複雑
な絡み合いにより、その約束を常に果たすのは容易ではない。


 しかし、インターネットが出現することによってユニークなビジネス法という新しい風が加わる時代になったものだ。1世紀以上変わらなかったといわれる販売の仕方は多様化して、市場価格というものは影が薄くなっていくのではないかと感じ る。

 もうひとつ昨年に登場したユニークなサイバービジネスを紹介しよう。
そのマーカタとアカンパニーという2社は、同じ製品に関心を持つ複数の消費者が、製造元や流通業者から卸値でまとめ買いをするグループ購入サイトだ。

 時間制限つきで商品が提示され、希望者が増えるほど単価が下がっていくというオンライン・オークションとバーゲン探しを合体させたようなもので、そのショッピング内では中間業者として売り上げごとに、2%から8%の手数料を徴収する仕組みだ。あるドリルの取引を例に取ってみると、スタート価格は40ドル。入札者が増えるにつれ価格は下がっていき、4日後には500人が34ドルでドリルを落札した。一般小売店でのメーカ希望価格である89ドルに比べると、半額以下だ。

 より高い入札をした人も34ドル提供され、それ以下の値をつけた人は手ぶらで退散した。逆に初めの段階で入札した人には高い価格で買わされるリスクがあったわけであり、こうした競売独特のスリルも味わえる。即座に商品を買いたい人向けではないが。

 今でも小商店やパサーマラム(夜の市)とかの世界では、1対1の値切りがあたりまえだが、そのむかし、売り手と買い手は常に交渉が必要とされてきた。すべては今、未来に向かっているようでいて歴史を逆戻りしているのではないか。


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これまた10年前に書いたものだけど、最近では私でもオンライン・ショッピングはもう手をつけ始めているし、e-bayをはじめとしたオークションなんかも、当たり前になってきた。

オンライン・ショッピングはたいてい、本でアマゾンを利用している。
中古で1円とかあって、とても安い。
それに、私のクレジットカードはマレーシアで作ったもので、サイトによっては海外で作ったカードはエラーが出て、使えないときがある。
その点、アマゾンなら大丈夫だ。

マレーシアでは本がとても高いので、いかに安くたくさんの本を読めるか、いつもあれこれ手を尽くしているわけだが、たまにやるのが、アマゾンで買って、マレーシアの家に届けてもらうのではなくて、日本の叔母の家へ届けてもらう。
そして叔母が私の家まで郵送するという方法だ。
これの方が安い。

先日、2GのmicroSDが890円と安かったので買った。
携帯とPCの両方で利用しようとしたら、ソニーエリクソンの携帯はMR2。MR2とmicroSDはメーカーが違うだけで同じモノかと思っていたら、違う形をしているのですね。
結局、リーダーがあるのでPCに、あとはカメラにも使えましたが。。。

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