---こう思うようになったのは、やっぱり年の功のゆとりなのか、
心が緩くなったのか。。。
恋愛と結婚。
「恋愛を前提にしない結婚なんて不幸に違いない」と漠然と考えている人は珍しくない。
実は自分もそうだった。
でも最近は変わった。
もし自分が無人島に、ある見知らぬ男性と生活する羽目になってしまったら、その男性が余程の凶暴、変人でないなら、唯一の人間ならお互いに頼りながら一緒に生活していくだろう。
そして毎日の生活の中には、それなりの嬉しい事もあり、つらい事もあり、助ける事もあり、助けられる事もあるだろう。
しばらくの年月には、なんらかの情がうまれるだろう。
そして、元から恋愛がなくても、生活をして行く中で互いの敬意や良好な感情が生まれるだろうと思う。
まあ世の中は無人島ではなく、普通に生活をしていれば多くの男女がいるわけで、その中で運が良ければ、理由なしに口では説明できないけど気が合う人と恋愛することになり、色々複雑な状況と絡まって変化を遂げて行く、場合もあるので、(さらにややこしくなっていくのだが。)
マレーシアにいると多くの出稼外国人がいるが、外国人同士、さみしくて助け合いながら仲が良くなる場合も多い、とよく聞く。
生身の人間だ。
人間の本質を見れば当たり前の事なのに今頃気がついた。
見合い結婚した人・政略結婚的に結婚した人にも、それなりに幸福な男女はいる。
近代社会においては、見合結婚より、恋愛結婚がメジャーで、さらに私の時代にはなかった婚活がというわけのわからないものもある。
その婚活ですら恋愛的要素を必須プロセスとみなし、どうにか恋愛をこしらえようとする人もいる。
恋愛結婚時代の男女は特別に幸福になっただろうか?
わからない。離婚が増えたという意味では、不幸な結婚が増えているようにすらみえる。
非婚率も、恋愛結婚が本格化した70~80年代あたりから増加している。
結婚生活を幸福・円満なものにするために必要な素養は?
もちろん、性格の相性や経済的状況は無視できないだろう。
いったん出来上がった夫婦関係をメンテナンスしたり家族関係をマネジメントしたりするための素養。
お互いのリスペクト、信頼。。。
まあ、ある時には妥協や許し、、、
違う環境で育った他人が一緒に生活していくわかだから、色々ある。
恋愛と違って、結婚生活は長い。
でも日本で言う「結婚は墓場」などではなく、「結婚は素晴らしいもの」と言う人が一人でも多くなることを願います。
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