Wednesday, January 27, 2010

The Movie AVATAR





サイトでよくアバターと呼んでいるのが、おはずかしながらなんだけ分からなかったけど、
辞書で調べてみて納得。
ああ、化身かぁ。自分の代わりのキャラクターだったのね。


Avatar ★★★★★☆



 幻想的なパンドラの世界には、ついつい引き込まれてしまい、2時間40分はとても早く感じられた。
地球の自然と似ているようでどこか異なっている植物、動物は、光と色に溢れており、
ナヴィ族と心が繋がる植物、動物という発想もすごい。
無機質で味気ない実写の現実世界に戻される主人公ジェイクと幻想の世界で走り回る主人公
アバタージェイクの落差の演出、すべてが緻密に設計されていた。
翼竜に乗って空を飛ぶ場面がとっても素晴らしく、心躍る臨場感があった。
本当にワクワクしてしまったもんね。
せっかくの3Dなので3D体験をすべきだったかなと後悔しているんだけど。


映画評論家のみなさまがすばらしいことを書いています。

以下--->

「ある特定の人種(先住民)を力ずくで排除しようとする地球軍の傍若無人ぶりと、そうした動きとは逆に、大地が宿す意思や動植物との絆を大切にし、常に自然への敬意を忘れないナヴィ族の清廉さを対比させることで、「共生」という大きなメッセージを投げかける。目新しいテーマとはいえないが、今もなお紛争や環境破壊という問題を克服していない人類にとっては普遍的、今日的なテーマであり、ゆえに、心に響くものも大きい。」---映画評論引用



「異文化との共存や環境保護を訴えること自体に新味はないが、ここまで先端的で美しい映像で語られたら、そのメッセージは否が応でも力強く響く。加えて、アバターの理念には、もはや肉体ではなく意識そのものが生命の絆だとする、一種の不死観がにじんでいた。パンドラの中心である母なる存在“エイワ”は、すべての生物の記憶を蓄積する。ならば次世代に伝えるべき記憶こそが生の証となろう。まるで太古の樹木の年輪のように、幾重にも重なる記憶。この映画で私たちは、今の自分の存在意義を改めて自問せねばならない。」---映画評論引用

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